指の先に気を集中させる




一指頭禅(いっしとうぜん)とは、指の先に気を集中させる気功のことです。

派によって、様々な一指頭禅が伝えられています。例を挙げると、中国のある仏家気功では、入門希望者の資格試験としてこれが行われています。気功師は、だまって親指を一本立て、入門希望者に見せます。入門希望者は、親指の周囲の気の形を答えます。つまり、気の形が見える者のみが入門を許されるのです。

中国気功においては、気は目に見えて当然というわけです。

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